| 単体女優 | 500,000～3,000,000円以上 |
| 企画単体女優 | 150,000～500,000円以上 |
| 企画女優 | 20,000～100,000円以上 |
※AVとはアダルトビデオを指します。表記の金額は、適正AV出演時の1本（1作品）あたりの出演料の目安です。それぞれの契約条件や出演作品の内容などによって大きく差異があったり、出演料は状況に応じて常に変動します。同時にAV女優としてのネームバリューを生かした活動（AV出演以外）での報酬は含まれておりません。
適性AVとは？
現在、AV作品では「適性AV」という自主規制団体が設けたジャンルがございます。これらはAV新法を主とした契約形態や専用ルール・販売規則が管理されているものの独自の総称で、現在の大手AVプロダクションはこれらの何らかの団体に属している場合が多いです。
簡単に言うと大手AV販売サイト「FANZA（旧DMM）」などで販売されているものが適正AVという呼称の作品です。
単体女優の出演料
単体（通称「タンタイ」）女優は、大手AVメーカーと専属契約を結んでいる女優のことを指します。
各AVメーカーの望む容姿やスタイルを持つ女性に対し、専属出演（いわゆる出演制限）での、月に1～2作品のペースで合計〇作品という契約、または最初の1作品限定での契約となる場合もあります。
基本的には1本あたり50～100万円前後が相場で、それ以上のギャラを獲得する場合は、ネームバリュー（グラビア・アイドル・有名人）だったり、容姿端麗または希少なスタイルの持ち主の上で、契約内容にも左右されます。
※単体契約となる女優は、全体の中で5％前後の割合といわれています。
1作品あたり50万～300万円
企画単体女優の出演料
企画単体（通称「キカタン」）女優は、特定のAVメーカーとは契約を結ばず作品ごとに単体で出演する女優のことを指します。
各AVメーカーの望む作品に見合う女性に対し、その都度契約となるため、単体契約とは違い、出演制限は一切なくお仕事をする事が可能です。
基本的には1本あたり15～30万円前後が相場で、それ以上のギャラを獲得する場合は、ネームバリューや出演内容によって左右されます。
※企画単体契約となる女優は、全体の中で20％前後の割合といわれています。
1作品あたり15万～30万円
企画女優の出演料
企画（通称「キカク」）女優は、短時間撮影だったり、作品の一部の出演、または複数出演の一人として出演する女優のことを指します。
撮影内容はライトなものからフェチもの、複数人ものなど、企画に応じた内容となるのが一般的で、AV女優名のない状態での出演もあります。
基本的には1本あたり3～5万円前後が相場で、それ以上のギャラを獲得する場合は、ネームバリューや出演内容によって左右されます。
※企画契約となる女優は、全体の中で75％前後の割合といわれています。
1作品あたり3万～5万円
AVでの働き方
一般的なAVの給料例として適正AVの女優カテゴリと出演料相場を掲載しましたが、AV女優として活動する方法は他にもあります。
- SNS等でフリーでAV女優活動
- 制作メーカーに直接応募して出演
- 女性自身やカップル等で制作・出演
逆に、日本国内でわいせつに該当する（いわゆる「無修正」）作品が制作された場合は、出演・制作共に法律違反となる場合があります。
AVは稼げない？
過去に比べるとAV作品の出演料は下落傾向にありますが、上記の通り、さまざまな稼ぎ方がある上に、最近ではAV女優としてのネームバリューを利用したグッズ制作や物品販売、インターネットやオンラインTVなどを含むAV出演以外の収益方法も確立されてきており、AV出演料だけで稼ぎを語れなくなってきている時代でもあります。
AV女優と風俗店
多様化する稼ぎ方のひとつとして、AVデビュー後にそのAV女優名を風俗店在籍に使用する事によって、高額のバッグ（報酬・給料）を得られる可能性や集客につながるケースがあります。
しかし通常、AVデビュー（出演契約）後、そのAV女優名を利用して風俗店（ここでの風俗店は広義として交際クラブ・キャバクラ等も含みます）で働く事はできません。なぜならAV女優名は所属するプロダクションが権利を所有しているのと、風俗店に在籍する事によってAV女優自体のネームバリューが下がる可能性を懸念するからです。
但し最近では、AV出演料だけで長期間稼ぐ事がかなり難しくなっているのと、AV新法により様々なAV出演に対する規則が出来たことから、現在においては、風俗店勤務の際にAV女優名を使用可とする契約を結ぶAVプロダクションも存在しています。